日の落ちる時刻が早くなり、夜と会う時間が長くなる。
お風呂に入り体を洗う時は何か一つのことについて思考を巡らせてることが多い。
体を洗う直前、大気重力波の影響を受けた雲が陽に染まる直前の写真を見た。
最近は日が暮れるのが早い。
帰り際に夕焼けが撮れるかどうかという時間。
今日の帰り道、週末に向けてシフォンケーキの材料と型を買いに製菓店へ向かった時に夕焼けを写真に収めた。
18時閉店のそのお店に行く時間は変わらないのに、辺りはもう夜の帳が落ちようとしていたのを思い出す。
ふと出てきた言葉は「夜と会う時間が長くなるなぁ」だった。
言葉をシンプルに纏める作業はセンスがいる。
目下修行中の身ではあるが、頭の中で歩いた道のりを記述して、今一度ことばを紡ぎたい。
以下箇条書きで考えたことを羅列してみる。
・「夜と会う時間が長くなる」だけでは物足りないかな?
・対比として「日の暮れる時間が短くなり」を追加してみよう
・「日の落ちる」でもいいかな?
・「時間」が2回使われるのは語彙力のなさを露呈している様なので別の言葉にしてみよう
・完全な対比にしてみたら「昼と別れる時刻が早くなり、夜と会う時間が長くなる」になるのか
・秋の夜長と言うくらいだし、待ち遠しさを表現したいなぁ
・「昼と別れる〜」だと擬人法にしただけで、そこに感情を表現しにくいかな?
・なら、「夜と会う」で感情を、日の落ちるで現象を表現できるかな?
という感じで出てきたのが記事タイトル。
この一文を考えている間、思い出したことがある。
『デザインは問題解決で、アートは自己表現だ』
昼と別れる〜で始まる分はデザインに近いかな?
アート寄りなのは日の落ちる〜かなぁと。
明確な解は持っていないので、いっそのこと「デザインとアートの狭間にある言葉」というタイトルも考えたけど、捻り過ぎかなって。
秋の夜長に思考は巡る。
大気重力波 記事紹介