手で考える
いつだかは忘れてしまったけど、頭で考えたことを言ってる時よりも
言いながら次のことを考えてる時の方が、考えがまとまってることに気付いた。
それ以上に、書きながら、タイピングしながらの方が思考しやすいことを理解した
のは、大学での研究生活中だった。
頭で考える→頭の中で音読する→文字として書くorタイピングする→
→目で見る→間違いに気付いたり、より良い言葉に訂正する
この流れが染み付いているからか、いつしか手で考えてるような気分になってきた。
実際のところ、手を動かすと脳が連動して働くのだと思う。
例えば、幼少期にピアノをやっている子は、成績が良かったりするし。
ピアノほどの激しさはないが、キーボードのタイピングも両手を使うので、
ある程度の効果はあるんじゃないかと思ってる。
ペンで文字を書くのと、PCで打ち込むのではどちらが思考しやすいか。
自分の場合、PCに軍配が上がる。
書くスピードに比べて何倍も早くて修正が楽なので、考えてることを
即座に表せるのは、思考するのにも有効。
文字を書きミスった時は、文字を消しながら正しい文字を書こうと思い、
意識がそちらに削られるのが厄介。
思考する点においてはタイピングの方が優れているが、問題は文字を忘れること。
やはり、手で書きながら文字の形を認識して定着させておかないと、
いざ書こうと思った時に案外出てこないものだったりする。
仕事中は実験したことをノートにメモしたりするので、文字を書く頻度は高い。
データまとめでPCを使うことも多々あるので、片方に偏ってはいない。
ただ、仕事中はノートに書いて思考することの方が多く、考えがまとまったら
PCに考察を入力している。
その辺の理由は、また今度考えよう。